超高齢化社会と言われる日本では、日々、相続問題が発生しています。

相続は一部の資産家だけの問題と考えがちですが、そうではありません。誰しも生活する上で相続される何かしらの資産を持っています。

また、「相続」と聞くと、すぐに「相続税の節税対策」を思い出す方もいらっしゃると思います。もちろん節税対策は大切です。しかし、先ずは遺産を「どう分けるか」を考え、それを思い通りに行い、その中で可能な節税対策を立てる事が必要なのではないかと思います。

人は相続の開始時期である死亡時期をあらかじめ決めることはできません。まだいいやと思っているうちに、準備を怠ってしまったり、せっかく準備してもそれが見当外れなものだったり、不十分であったり、良かれと思ってしたことが逆に子供たちに争いを引き起こしてしまったら…

いざ相続が開始してしまうと、もうご自身はこの世にはいません。「しまった!」と思うことも出来ずに、その時にはもう遅いのです。
そうならない為にも、元気なうちから適切な相続準備を始めましょう。

また、遺された相続人の方たちにおいては、家族、兄弟姉妹間でその遺産を奪い合い、相続争いをしてしまうことがあります。これを単に法律の問題としてのみ処理をしてしまうと、事の本質を見誤るのは必至です。本質は法律ではありません。財産に人の心が複雑に絡み合い、長年にわたり積もり積もったものが相続の際に一気に爆発するのです。

私は司法書士ですが、「法律家としてだけではなく実務家としても相続に携わりたい」そう考えています。大切なことは、相続を「争族」にすることなく、遺された家族、兄弟姉妹としてこれからも仲良く生きていくことが出来るかです。これは決してお金に代えられない大切なものであるはずです。

当事務所では、複雑な問題が絡んでくる相続について、可能な限り生前から準備を進め、いざ相続が発生した場合にも円満かつスムーズな相続手続が出来るように精一杯お手伝いをさせて頂きたいと考えております。

相続・遺言についてお悩みの方、ぜひお気軽にご相談ください。

新川崎 鹿島田 相続遺言相談所
司法書士 行政書士伏見宏行事務所
代表司法書士 伏見 宏行

代表プロフィール

出身地千葉県柏市(結婚をして川崎市幸区の社宅に引っ越して以来、川崎市幸区に住んでいます)
学歴専修大学松戸高等学校、法政大学社会学部社会学科を卒業しています。
職歴等大学卒業後、新卒で株式会社日立製作所に入社。銀行に対するコンピュータシステムの営業、営業企画に携わりました。
37歳で同社を退社し、5回の受験で2010年に司法書士試験に合格。その後、行政書士、宅地建物取引士の資格を取得しました。
横浜の司法書士事務所に勤務(相続手続き、遺言、不動産登記、会社登記、自己破産、債務整理、一般民事、法律相談等の多様な業務を経験)し、2012年秋に独立開業。現在に至ります。
趣味音楽(鑑賞、演奏、歌うこと)。ロックが好きです。ローリングストーンズ、RC SUCCESSION、忌野清志郎などを好んで聴きます。
最近は、くるり、カネコアヤノなどもよく聴きます。お酒はどちらかというと好きな方です。